キセキレイ(黄鶺鴒)
 
キセキレイは、日本で繁殖するセキレイ類セキレイ科5種のうちの1種である。平地の水路や川岸、池、湖沼から山間の渓流まで広く生息し標高2000m以上の高地までいる。黄と黒のツートンカラーで、長い尾を上下に振りながら、水辺の石から石へと渡り歩く。 坂戸市内の高麗川流域では、セグロセキレイやハクセキレイより生息数が少なく、それだけに出会ったときにはその優美な姿に感動する。
 
 頭上、頬、背、肩羽は青灰色、眉斑と顎線は白い。翼は黒褐色で三列風切の外縁は白い。腰と胸からの体下面は黄色。外側尾羽は白い。成鳥夏羽雄は喉が黒く、雌は白っぽい。冬羽は雌雄共に喉が白く、脚は黄褐色。繁殖期以外は1羽で生活し、主に水辺を活発に歩き、水生昆虫類を採食する。ときどき空中に飛び上がって、飛んでいる昆虫類を捕食することも多い。
九州以北で繁殖し、石垣や崖の窪みに営巣するが、人家の屋根のすき間なども利用する。巣は枯れ草や松葉を使って、浅い椀形に作る。産卵期は4~8月、卵数は4~6個、抱卵日数は11~14日位、雛は11~14日で巣立ちする。繁殖期に雄は電線や屋根の上で「ツィツィツィ」「チョチョチョ」とさえずる。飛び立つときには「チチン、チチン」と鳴く。非繁殖期にはねぐらも木の茂みなどに単独でとるが、筆者はかって坂戸市千代田の若葉台団地内の木を、ねぐらにしているキセキレイ60羽ほどの群れを観察したことがある。
 浅羽ビオトープ周辺の高麗川では、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイの3種が同じような環境で、同じような生活行動をしています。おすすめの観察ポイントは中里堰です。
  
参考資料:山と渓谷社・日本の野鳥 他
  文 増尾 隆    絵 坂口 稔

kisekirei[1]
キセキレイ

 

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セグロセキレイ



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ハクセキレイ
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