エナガ(柄長)
 
初めてエナガに出会ったとき「なんて可愛い鳥だろう」と印象に残る小鳥だ。日本では北海道から九州までの全国に留鳥として生息し、繁殖する。平地から山地の林や、樹木の多い公園などにすむ。
浅羽ビオトープでは近頃よく見かけるようになりました。繁殖期はつがいで縄張りをもつが、非繁殖期は群れをつくる習性があり、シジュウカラ、メジロ、コゲラ等と混群をつくって行動することもある。
体は小さくて尾は長く、嘴は短い。雌雄は同色で頭上は白く、眉斑は黒くて頸、背にまで伸びる。肩羽はワインレッドで風切、尾羽は黒色。次列風切外縁と外側尾羽は白い。下面は白く下腹部から下尾筒が淡いぶどう色。枝先にぶら下がって昆虫類やクモ類、木の実など採食する。春先には、樹の幹から樹液を吸うことがある。繁殖期には、木の枝にコケ類をクモの糸で袋状の巣を作る。内部には羽毛を敷きつめる。産卵期は4~6月で、7~13個の卵を産み、13~15日位で雛に孵る。巣立ちまでの日数は14~17日位です。
この小文を書くにあたって、当会会員のKさんに話を聞いた。Kさんによると「毎年浅羽ビオトープ内で営巣しているよ」とのことです。ある時、枝に止まっている9羽の幼鳥を見て、そのとき親鳥と別の鳥がヘルパーとして幼鳥に給餌などの世話をしているのが観察されたそうです。筆者も自宅近くの林で、木の枝に幼鳥7・8羽が体を寄せ合って止まっているのを観たことがある。「押しくらまんじゅう」だ。「ジュリ、ジュリ、ジュリ」と鳴きかわしながら、群れで枝移りするエナガの姿を見ると、あなたもファンになるでしょう。

参考資料:山と渓谷社・日本の野鳥 他
文 増尾 隆    絵 坂口 稔

enaga[1]
   エナガ スズメ目エナガ科
   L(全長)14cm
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