チョウゲンボウ(長元坊)

生息場所:落葉広葉樹林の樹洞に巣をつくる。秋冬は温暖地の山地の林、農耕地、草地で過ごす。
浅羽ビオトープとその周辺では、5種類のワシタカ類が観察されます。オオタカ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハイタカ、トビです。これらの猛禽類は食物連鎖の頂点に位置し、その生息は地域の自然の豊かさを示すものです。
チョウゲンボウの見分けはやさしい。尾が長くて翼先はあまり尖っていない。ひらひらとした羽ばたきと短い滑翔を交互にして飛び、頻繁に停空飛翔(ホバリング)する。ユーラシア大陸の亜寒帯から亜熱帯に繁殖地を持つ。日本では本州北部から中部で、4月初旬頃に海岸とか川岸の断崖の横穴や岩棚、大木の樹洞に巣を作り、4~5卵を産む。
成鳥雄は頭上から顔と尾羽が青灰色、上面は茶褐色で黒い斑点があり、風切りと尾の先は黒い。体下面は淡黄褐色で黒い従斑がある。成鳥雌は、上面が淡い茶褐色で黒い斑点があり、尾には数本の黒帯がある。翼の下面は雌雄共、白地に黒斑があるが、雄の方が斑が少なく白っぽく見える。
しばしば木や杭などの見張り場に止まり、獲物を狙う。獲物は小鳥や昆虫が多く、ネズミも捕る。坂戸市内でチョウゲンボウの面白い行動が観られる所がある。千代田4丁目の若葉台団地で、高層階の窓の庇に止まっていて、セミが飛ぶと空中で捕らえる。毎年夏に飛来し、Aさんの情報によると、今年は2羽だそうです。もう一ヶ所、入西の西清掃センターです。煙突の四面についた時計の針に止まって、獲物を狙っている姿が観られるでしょう。

参考資料:山と渓谷社・日本の野鳥 他 
文 増尾 隆   絵 坂口 稔

ttyougenbou.jpg  
 チョウゲンボウ  ワシタカ目ハヤブサ科
   L(全長)♂33cm ♀38cm
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