イカルチドリ(斑鳩千鳥)

イカルチドリは通年見られる留鳥である。本州から九州までの各地で繁殖し、北日本のものは冬は暖地に移動する。
雌雄はほぼ同色で、額は白く、前頭は黒く過眼線も黒いが細くて淡い。胸に黒い帯があり、上面は灰褐色で体下面は白い。コチドリによく似ているが、イカルチドリの方が大きく嘴も長い。目の周りの黄色い縁取りも細くて淡い。脚は淡黄色。
川の中流より上の川原や中州にすみ、河口や海岸にはほとんどいない。繁殖期にはつがいで縄張りを持ち、砂礫地の地面に浅いくぼみを堀り、小石や植物の破片を敷いて営巣する。産卵は3~4個、雌雄で抱卵し、ヒナは27日ぐらいで孵化してまもなく巣を離れ、親鳥について歩く。親鳥は外敵が近づくと、擬傷行動をとりヒナを護る。餌は河川など淡水域の水辺で走りまわって、主に昆虫など動物質のものをとる。
浅羽ビオトープでは、ねむの木広場の高麗川に面した所に立って、中州を見てください。数羽の姿が見られるでしょう。動かないと石と見分けがつきにくいのですが、1羽見つけるとあちらにも、こちらにもと見つけられます。
3~7月の繁殖期には「ピオーピオー」とか「ピィ、ピィ、ピィ」と鳴きながら飛びまわり、その姿は高麗川の風物詩です。 

参考資料:山と渓谷社・日本の野鳥 他    
文 増尾 隆   絵 坂口 稔

ikarutidori[1] 
      イカルチドリ チドリ目 チドリ科 
           L(全長)21cm
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