醜い花

 ビオトープにはとても奇妙な花が咲きます。
形は半透明の白の袋状で、不快な果実を内包しており、
植物辞典には載っていません。

 木々が繁っている時は葉に隠れてほとんど見えませんが、
落葉の季節になると、万葉橋から高麗川本流にかけての藪の中に散見され、
その数は年々増えています。

 童話の中の“花咲じいさん”は枯れ木に灰をまいて花をさかせ、人びとを喜ばせましたが、
実はこの花も犬を散歩させている人のうちマナーを忘れている人が咲かせていたのです。
 
 犬のフンをビニール袋に取って始末した“つもり”の人が持ち帰らず、
藪の中に投げ捨てるのです。
これが木の枝に引っかかって、まるでてるてる坊主のような花に成るのです。
また地面に落ちても一般的に土に還らずそのままの形を残しています。

 一般的に花は人の心を和ませますが、この花を見ると不快になること請け合いです。
市民の憩いの場所にはふさわしくない花ですから
愛犬家は必ず持ち帰るようマナーに期待したいところです。
機会が有りましたら是非一度ご覧になっては如何でしょう。
決して気持ちの良いものではないと思いますが・・・

                            記 O/S

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