酷暑の夏!連日の猛暑で浅羽ビオトープに鳥影は少ない。
鉄塔に止まるカラスも口を開けたまま。立秋を過ぎたとは言え暑い8月12日、
ネムの木広場から高麗川の流れに目をやる。
右岸から大きな翼の鷺がフワフワと飛び左岸方向へ、左岸の草むらに居た鷺も飛び立ち、
水面上空で交差する。優雅な舞いを観せたのは、2羽のアオサギだ。

 アオサギはアフリカ大陸、ユーラシア大陸、イギリス、インドネシア西部、
日本、フィリピン北部、マダガスカルに分布している。日本では留鳥です。
 
 日本のサギ類の中では最も大きく、川、池沼、水田、干潟、湿地等に生息する。
雌雄同色、頭は白く額の両側から目の上を通り、後頭でつながる黒色帯があり
、後頭の羽毛は成鳥では冠羽になる。冠羽は若鳥にはない。上面は青灰色で、
背の飾り羽は淡灰色。雨覆いの大部分は青灰色、初列雨覆いと風切は黒く、
飛翔中コントラストが目立つ。頸は長く灰色で、前側中央には数本の黒い従斑があり、
腹部は白く脇には太い黒線がある。嘴は黄色。足は黄褐色。
 集団でコロニーを作り、高木の枝上に皿形の巣を作る。産卵期は4~5月、
卵数は3~5個、抱卵日数は25~28日位、巣立ちまでの日数は50~55日位。
 非繁殖期は、日中は休息していることが多く、夕方から朝まで採食する。
繁殖中は雛に餌を与えるため、日中も盛んに採餌する。水の中をゆっくり歩いたり、
立ち止まって待ち伏せしたりしながら魚を捕える。カエルや昆虫類なども餌にする。
飛び立つときや飛翔中も「ゴアー」という声で鳴く。
 アオサギは、大きさと美しい飛翔の姿を見て「つるだ~ 鶴」と間違える人もいる。
その一方、養魚場の魚を捕られる(盗られる?)被害で、業者に嫌われたり、
コロニーなどでの糞に憤慨、嫌われる鳥でもある。
アオサギ - コピー
 
◆ 青くないのに、なんでアオサギ?  
アオサギの英名は Grey Heron 、灰色のサギです。
灰色のサギと呼んでいる国は圧倒的に多く、青いサギと呼んでいるのは、
日本、中国、オランダなど少数です。昔の日本では、
白でも黒でもない中間的な淡い色を青と称していたため、灰色っぽいサギは、
日本では奈良時代から「アオサギ」と呼ばれていたそうです。
参考資料:山と渓谷社・日本の野鳥 他       文 増尾 隆
                          絵 坂口 稔
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