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第13回通常総会6/14(日)10:00~

第13回通常総会が6月14日(日)坂戸市立大家公民館多目的ホールにおいて、
国土交通省 荒川上流河川事務所所長、越辺事務所所長、坂戸市環境部長、
埼玉県議会議員のご臨席をいただき開催されました。

開会に当たり三浦会長からは
*坂戸市・荒川上流河川事務所・会員の三味一体の協力により事業を進めたい
*環境教育の推進を望む
*会員の高齢化の中、若い力の参加を希望する
の挨拶がありました。

27年初在籍会員数113名、出席会員数40名、委任状提出会員数50名で
三島理事により総会成立宣言が行われ、議長に吉田理事、書記に川村氏が
選出され議事に移りました。
第1号議案 平成26年度事業報告
第2号議案 平成26年度会計報告
監査報告 
第3号議案 理事の新任(案)
第4号議案 平成27年度事業計画(案)
第5号議案 平成27年度予算(案)

提案されたすべての議案が原案通り承認・可決され、福島副会長の閉会の
辞で総会は終了となりました。

総会終了後には「坂戸ビデオクラブ」のご協力をいただき、毎年恒例となって
いるビデオの上映が行われ「町屋のお雛さま」「傷ついた白鳥」の素晴らしい
映像を楽しませていただきました。
総会38


草刈りの工夫で環境を守ります

毎年、この季節は草との戦いです。
以前は坂戸市がシルバー人材センターに委託し草刈りを行っていましたが、
ビオトープに棲む昆虫などの生息環境を守る意味から、3年前から
「高麗川ふるさとの会」で草刈りを行うようになりました。

今年度からは暑い時期の作業効率を考え6月~10月までの作業時間を
8時からに変更し「環境デー・水辺の整備・環境整備」の活動日に作業を行います。
ビオトープ全体を法面・平地を各6区画に分け、まずは法面の草から刈っていきます。
刈り取りが終わった後、刈り取った草が水路に流れ込み水質が悪化しないように引き上げます。
散策路脇と平地はハンマーナイフモアーで刈り取っていきます。
今年度刈り払い機を2台新規購入したので刈り払い機が合計9台となったこと
、また作業に参加していただく方も毎回15名以上と多くなってきていることからも
作業時間が短縮され効率よく環境を守ることができています。
旧暦のお盆を過ぎると草の伸びる勢いはグ~ンと弱くなってくるため、9月の作業
からは草の成長を考えながらの刈り込みとなり、秋から冬にむけての環境保護に備えます。

今号「シリーズ植物」で紹介されているガガイモを一部分残していますので秋には
ガガイモの花帆の舞う素晴らしい様子を見ていただくことができると思います。
くさかり1

くさかり2

くさかり3


写真展開催 8/18~8/24ふるさとの湯 8/29~9/5市役所ロビー

「第10回高麗川ふるさとの会写真展」をふるさとの湯(8/18~8/24)と市役所ロビー(8/29~9/5)にて行います。
出展作品は、風景・イベント・野鳥・花・昆虫等々47点の力作ぞろいです。
この写真展を通して坂戸市の誇れる「ふるさとの清流 高麗川」を守っている
「高麗川ふるさとの会」「浅羽ビオトープ」に関心を持っていただき環境保護に
協力していただける方が増えることを期待しています。
写真展38


鶴舞自治会との共働作業

 坂戸市内には沈下橋が複数橋ありますが、その中の一つがビオトープの上流にある若宮橋です。
その若宮橋から鶴舞樹林までの草刈りとごみ拾いを年3回「高麗川ふるさとの会」と
「鶴舞自治会」との共働作業として行っています。

この場所はヤブランが多く自生しており、レンジャクの飛来地となっています。
また、ムラサキケマンも多く自生しており、ウスバシロチョウも見られる場所です。

自治会からは環境部の方々が参加され、約1時間かけて作業を行います。
自治会との共働作業を続けることでごみの放置がなくなってくれることを願って
清掃活動を続けていきたいと思います。
ビオトープでは活動日にごみ拾いを徹底してきた結果、ごみがほとんどなくなって
きていることからも継続は力なりですね。
鶴舞38


シリーズ植物  連載第29回

◆「ガガイモ」◆ (キョウチクトウ科)

都市部では希少種になったが,夏の間中,河畔や道端フェンスを、
小さな淡紅色の花で飾り続けるガガイモは、日本全国、平地で最も普通でありながら、
ほぼ「無名」の雑草的ツル草である。
しかし、晩秋の観察会では大スター。ビオトープのレディ「ガガ」となる。
裂開する果皮から、長い毛を持つ200余りの種子が、雲の如くモコモコ沸き立ち、
天空に舞う。歓声が沸き、人も舞い上がる。
このガガイモの、普通でない花のしくみに触れてみよう。

1  ガガイモ・マジック   巧妙な花のしかけ
ガガイモ1
*5裂した合弁花冠
*中心の白いドーム状肉柱体
 ➡おしべとめしべの合体
*突出するポールは
柱頭ではない。

ガガイモ2
ガガイモ4

ガガイモ3
2つの子房は独立しているが、上部では合着する。
多くは1個だけ実になる。

★花に大小があり、大きい花は両性花だが、小さい方は花粉親(♂)の働きだけする。
①甘い香りと蜜に誘われて、やって来た昆虫は、口吻を蜜のある花の基部に差し込む。
②たてに伸びる溝の内側には、上向き刺毛がびっしり➡口吻は上に滑らせ抜くしかない。
③この時花粉塊がぶらさがるクリップが、昆虫のヒゲや毛を挟み花粉がセットで持出される。
  次の吸蜜時、昆虫から外れた花粉塊は溝の奥にある入口から柱頭への通路-部屋に入り、
花粉は発芽する。(右側写真の赤い➡は花粉の進入ルート。矢の先が柱頭)

2  神様は「ガガイモ」の舟に乗って
『古事記』によると大国主命の国造りの際,
大海原を「天の羅摩(ラマ)舟」に乗って
『少彦名神』(スクナビコナノカミ)が助っ人にやって来た。
「羅摩」とはガガイモの漢方薬名、大和言葉に翻訳すると「加々美」。
「カカ(ガ)ミ舟」➡「ガガイモ舟」となったらしい。「イモ」の由来は?だが、
果の形からかもしれない。

ガガイモ5
ガガイモ5" ラマの舟に乗った「神田明神」の彫像


高麗川の野鳥たち  アオサギ(蒼鷺) 連載第34回

酷暑の夏!連日の猛暑で浅羽ビオトープに鳥影は少ない。
鉄塔に止まるカラスも口を開けたまま。立秋を過ぎたとは言え暑い8月12日、
ネムの木広場から高麗川の流れに目をやる。
右岸から大きな翼の鷺がフワフワと飛び左岸方向へ、左岸の草むらに居た鷺も飛び立ち、
水面上空で交差する。優雅な舞いを観せたのは、2羽のアオサギだ。

 アオサギはアフリカ大陸、ユーラシア大陸、イギリス、インドネシア西部、
日本、フィリピン北部、マダガスカルに分布している。日本では留鳥です。
 
 日本のサギ類の中では最も大きく、川、池沼、水田、干潟、湿地等に生息する。
雌雄同色、頭は白く額の両側から目の上を通り、後頭でつながる黒色帯があり
、後頭の羽毛は成鳥では冠羽になる。冠羽は若鳥にはない。上面は青灰色で、
背の飾り羽は淡灰色。雨覆いの大部分は青灰色、初列雨覆いと風切は黒く、
飛翔中コントラストが目立つ。頸は長く灰色で、前側中央には数本の黒い従斑があり、
腹部は白く脇には太い黒線がある。嘴は黄色。足は黄褐色。
 集団でコロニーを作り、高木の枝上に皿形の巣を作る。産卵期は4~5月、
卵数は3~5個、抱卵日数は25~28日位、巣立ちまでの日数は50~55日位。
 非繁殖期は、日中は休息していることが多く、夕方から朝まで採食する。
繁殖中は雛に餌を与えるため、日中も盛んに採餌する。水の中をゆっくり歩いたり、
立ち止まって待ち伏せしたりしながら魚を捕える。カエルや昆虫類なども餌にする。
飛び立つときや飛翔中も「ゴアー」という声で鳴く。
 アオサギは、大きさと美しい飛翔の姿を見て「つるだ~ 鶴」と間違える人もいる。
その一方、養魚場の魚を捕られる(盗られる?)被害で、業者に嫌われたり、
コロニーなどでの糞に憤慨、嫌われる鳥でもある。
アオサギ - コピー
 
◆ 青くないのに、なんでアオサギ?  
アオサギの英名は Grey Heron 、灰色のサギです。
灰色のサギと呼んでいる国は圧倒的に多く、青いサギと呼んでいるのは、
日本、中国、オランダなど少数です。昔の日本では、
白でも黒でもない中間的な淡い色を青と称していたため、灰色っぽいサギは、
日本では奈良時代から「アオサギ」と呼ばれていたそうです。
参考資料:山と渓谷社・日本の野鳥 他       文 増尾 隆
                          絵 坂口 稔


富士山5合目へ探鳥バスハイク   5/27(水)

前週まではまだ残雪があったとの情報もあり、到着地の気温を気にしながら、38名で坂戸を出発。
富士スバルラインを一路奥庭Pへ。
そこからシラビソやコメツガの自然林のあいだの急な石畳を下っていくと目の前に茶屋が。
軒先で大きなレンズを構える人の先に目をやると5m程先に小さな水場。
ここでは鳥のさえずりや飛影を気にしながら、水場付近に鳥が姿を現すのを「待つ」
4時間ほどの間に12種の鳥が、姿を見せては去っていった。
フィ、フィ、フィ、・・・
待っていると木の上にウソがひょいと止まったり、岩の上で首を傾けていたり・・・
ガァー ガァー という声がきこえたと思ったらいつの間にかホシガラスがやってきて
キョロキョロとあちこちを見て偵察。黒に白い星がきれい。
脇のオレンジ色が引き立つ瑠璃色が美しいルリビタキ
色鮮やかなオスと茶色の渋いメスが一緒に水しぶきを上げたり・・・
初めて出会ったキクイタダキ。日本で一番小さい鳥らしいが、
頭の黄色が目立ち、目がクリッとしてかわいらしい。
奥庭荘周りには遊歩道もあり、鳥の声を聴きながら木々の間を進んでいくと
雪をかぶった山々や富士の雄姿がダイナミックに視界に入ってくる。
本当に美しい新緑の時期、天候にも恵まれ標高2400mの自然を満喫しつつ
奥庭荘の水場管理や計らいでかわいい鳥たちと出会うことができ、
参加できたことに喜びを感じたバスハイクでした。

高麗川ふるさとの会 会報 通巻第38号
2015年9月1日発行
発行責任者 三浦 輝夫
編集責任者 芦田 みちよ

事務局
350-0292 坂戸市千代田1-1-1 
坂戸市役所 道路河川課内
電 話   049-283-1331 内線523
FAX   049-283-1685


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