厳しい寒さが続いた冬も、弥生3月の声を聞くと木々が芽吹き、水ぬるむ高麗川の水面に、
低くなり高くなり飛ぶツバメが姿を見せる。
日本には夏鳥として渡来し、全国で繁殖するが北海道では道南に限られる。
市街地や集落に生息し、毎年春に飛来すると、前年と同じ所に営巣する。
雌雄同色で、額と喉は赤茶色。頭頂からの上面は光沢のある紺色で、風切と尾羽は黒い。
尾羽には白斑がある。胸上部には黒青色の帯があり、下尾筒までは白い。
繁殖期はつがいで、非繁殖期は群れで生活する。
巣は建造物に、泥に枯草などを混ぜて、垂直な壁に椀形に作るが、棚状の物にも作る。 
産卵期は4~7月、卵数は3~7個、抱卵日数は13~18日位、巣立ちまでの日数は20~24日位です。
餌は空中を飛んでいる昆虫類を、巧みな飛翔で捕える。
筆者は、巣の雛にトンボや蝶を給餌しているのを観たことがある。
また、水面上を飛行しながら水を飲む。 
 繁殖期に雄は「チュビチュビチュビチュルルルル」と、さえずり声で鳴く。
これを聞きなしでは「土食って虫喰って口渋い」などと云う。
幼鳥が巣立った後、2度目の産卵、育雛するものもあり、2番子と言われる。
繁殖期が終わった成鳥と幼鳥はアシ原を大群でねぐらとする。
8月下旬~9月上旬、南の越冬地へと旅立つ。
 日本で繁殖するツバメ科は5種、その内のイワツバメが、浅羽ビオトープ近くの、
関越道の桁に、毎年営巣する。
巣は構造物天井に深い椀形に作り、入口は狭い。
近くに接して数組が巣を作る。尾羽はツバメより短く、上
尾筒は白く、飛び回っているときに目立つ。
識別のポイントです。

坂戸市内では他にコシアカツバメがたまに観察されます。

ツバメは古くは「ツバクラメ」「ツバクロ」と呼ばれ、人家等に営巣することから親しまれてきました。
ツバメの尾の形に因んで名づけた「燕尾服」佐々木小次郎の剣法「燕返し」「若い燕」などの
俗語も広く知られるところだ。

参考資料:山と渓谷社・日本の野鳥 他   
                文 増尾 隆  
                絵 坂口 稔
tubame.jpgツバメ スズメ目ツバメ科L(全長) 17cm

iwa.jpgイワツバメ スズメ目ツバメ科L(全長)15cm

※昨シーズン、近くの調整池よし原をねぐらにしている数千羽の
、ねぐら入り行動を動画撮影し投稿。採用され、アップされています。
NHK投稿DO画「ツバメのねぐら入り」←[検索]して見てください。

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