2017.06.30 7月の活動予定
7/2   野鳥観察会   ビオトープ駐車場9時

7/4   環境デー       ビオトープ駐車場8時

7/8   水辺の整備       ビオトープ駐車場 8時

7/12   定期野鳥調査       ビオトープ駐車場 7時

7/15   鶴舞樹林清掃と雑草除去   鶴舞樹林9時

719   植生観察会       ビオトープ駐車場 9時
 
7/27  環境整備         ビオトープ駐車場 8時
2017.06.11 干ばつ
 梅雨時というのに降雨がなく、何年か前にもビオトープが干上がったことがありましたが
今年もその時と同じようにビオトープの95%くらいの水路が干上がってしまいました。
干上がった水路には大きな鯉やライギョの死骸が見受けられます。
わずかに残った水たまりでは小魚たちが口をパクパクさせて必死に呼吸を・・・
本流も完全に干上がり大きな鯉が何匹も死んでいる状況です。

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シリーズ植物   連載第34回

花より実頃が見頃? ❖クワ科の「実」のおいしい秘密❖ 

クワ科は全て小さな花が集団で咲く。甘くなるのは子房を包む「花被」が肥大成長液化した部分である。 また乳管を持ち、切ると乳液を出す性質を共通にもつ。

❖マグワ(カラグワ)❖・・・雌花の株・雄花の株・雌雄同居の株がある。

① 花の時
➁4枚の花被片が肥大し液状になる。中に種子を含む子房(果実)がある
③ 花の柱状集団
 ④ジャムに餌にと、ヒト・サル・トリが狙う黒熟期

※高麗川河畔にはこの中国原産の養蚕用栽培種の子孫が多い様だが、ヤマグワも又 養蚕に利用され、このヤマグワ系統の子孫も野生化している。更に両種の交雑起源と 思われるタイプもいる。マグワとヤマグワは花柱の長短や葉先の形状が区別の目安とはなるが、厳密な線引は、本来極めて難しい事は知っておきたい。

❖ヒメコウゾ❖・・・雌花と雄花はボール状集団で、同じ株に同居する。


➀新枝の基部には雄花の集団、先に雌花の集団が咲く。めしべの赤紫色が美しい



➁花には実になる花と不稔の花が混在する。(不稔の花は緑色で燭台状)



➂花被片は合着し袋状になる。→肥大し、液化、赤熟する。(食べられる)

※和紙の材料として使われる「コウゾ」は、このヒメコウゾとカジノキの交雑栽培種である。

❖イチジク❖・・・雌花と雄花は壺の中に隠れて咲く。同居・別居は種により多様。
 ※食卓にのぼる最も美味なクワ科がイチジクである。クワやヒメコウゾと同様、花の部分を食べているが、肉厚な皮部は花集団の着く茎の拡張部である。
 ※クワ科約1000種のうち800種はこのイチジクの仲間であるが、種子生産には花の咲く壺に潜れる「イチジクコバチ」による送粉が必要な「虫媒花」である。(上2属は風媒花)
 ※栽培種は、自然界で発見された「単為結果」種が改良されたものでタネは稔らない。
高麗川の野鳥たち ヒバリ(雲雀) 連載第39回

今回は、ウグイスと並び春告鳥の一種ヒバリを紹介します。
全長17cm、ホオジロと同大のヒバリ科の留鳥又は漂鳥です。
なお、世界的には、アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸、イギリス、日本などに生息しています。カシラダカと同様に頭頂の冠羽が立ちますが、メスとオスは同色でスズメなどと同様に地味な色模様をしています。
草原や河原、農耕地などに生息し、地面に降り、地表で採食することが多く、私は樹木の枝にとまっているのを見たことがありません。飛びながら美しい声でさえずり縄張り宣言しますが、1分以上も鳴き続けることもあります。
食べ物は植物食傾向の強い雑食で、主に種子を食べるが昆虫やクモなども食べます。
名前の由来ですが、日の晴れたときに空高くのぼって鳴くから「日晴(ひはる)」、それがヒバリに転じて、これに日の晴れたとき雲間で鳴く雀に似た鳥なので漢字で「雲雀」の字が当てられたという説がありますが、あくまでも一つの説と考えてください。
ヒバリをシンボルとする自治体は41、埼玉県に限っても、所沢市、熊谷市、入間市、川島町、吉見町、三芳町があり、それだけ人々に親しまれていることが分かると思います。
文 小島 實  絵 坂口 稔
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ヒバリ  スズメ目ヒバリ科   Ł 17cm

news omote

今回のこまがわニュースNo43は「高麗川ふるさとの会15周年記念号」として発行し、
設立からの15年を振り返ってみました。
HPには通常の活動記事のみをアップしました


河畔林間伐

 ビオトープが整備されたときに植樹を行った河畔林が15年を経過し樹も大きくなってきており、今まで2回の間伐を行いましたが、まだ木々が込み合っている状況で台風などの強風によって倒れる状況が出てきていました。
今回、三者協議会で間伐を要望し、坂戸市の事業として13本の伐採を行っていただきました。

伐採した木々をビオトープより搬出して処理を行うと経費も掛かることや、またビオトープ水路右岸の林には木々には野鳥が、また茂みの中にはキツネ、イタチ、タヌキなどの生息域となっていることから人間が入り込めないようにと会員の手によって河畔林傍の林への侵入防止のバリケードとして活用しました。

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冬の季節は泥んこ遊び

草刈り作業も完了した11月~5月の間は水の中の作業が続きます。

5号堰からの通年通水が行われているためビオトープの水路の冬季の水枯れはなくなり、坂戸市が設置された炭素繊維での浄化作用も行われています。
しかし、水路にはガマ・ツルヨシ・ミゾソバ・ミクリなど多くの水草が生え、夏の間は水質浄化に活躍してくれるのですが、寒くなるとこれらが枯れて水質を悪化させてしまうため取り除く作業を行います。

武蔵野銀行「緑の基金」の助成で購入した胴長靴を履いての作業で、一本々手作業で水生植物を根っこから取り除いていきます。

この作業を始めて何年になるでしょうか、以前に比べると水質も改善されてきており、ほぼ高麗川本流と変わらない値にまでに改善されてきています。

冬季のビオトープは散策路全面や水路に草もなくビオトープとは呼びにくい環境のように見えますが、一年を通して訪れる方々に安全に楽しんでいただける環境つくりには不可欠な作業と考えます。

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鯉遡上防止網設置

4/8(水辺の整備) 
 この時期になると本流から鯉がビオトープに昇ってきて産卵をする季節となるため、鯉の防止柵を設置しネットを張って鯉の遡上を防ぎます。

鯉は雑食性の為、ビオトープ内に棲息する小魚、ザリガニ、トンボのヤゴなどをエサとして食べられてしまいます。それを防止するため、ネットを張って侵入を防止する作業となります。
ビオトープには居着きの鯉の他、どこからやってきたのかライギョまで生息しており、繁殖もしているように見受けられますので、これも排除しなくてはならないと考えています。
なんでも食べてしまう大きな魚が入ってしまった事で以前に比べビオトープ内の小魚が目に見えて減ってきているように感じています。
 
トンボが飛び交い、小魚が泳ぎ、子供たちがザリガニ釣りをし、カワセミのコマチャンが小魚めがけてダイビングする姿が観られるそんな水辺が戻ってくるようにと願っての作業です。
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荒川下流研修

国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所と荒川下流河川事務所岩淵出張所のご協力により「荒川を船で下っての研修」が5月9日に行われ19名が参加しました。
知水資料館amoaで荒川放水路の成り立ちやその後の沿川の発展、新たな治水上の課題など荒川について、amoa 職員の方に説明いただき、その後、国土交通省のあらかわ号に乗船し荒川放水路岩淵水門から荒川ロックゲートまで下りロックゲートの通船体験をしました。
甲武信岳を源流に東京湾に至る荒川は長さ:173km 流域面積:2,940km2 人口:930万人で、途中多くの河川が合流しており、それぞれの河川の水位の違いを調整し、災害が起こった時の洪水対策としての水門が数多く設置されています。大災害時の陸上交通の寸断に対応するための対策として、河川による舟運の確保のためロックゲートの整備が進められていることを改めて知ることができました。
何時も目にしている高麗川のBODの値は0.2~0.4ですが、訪れたあたりの水は以前に比べ改善されたとはいえ濁りがありお世辞にもこの場所で水遊びを・・・とは思えない状況です。下流の水は浄化処置をしてから放流されているのに、そのBODの値が1.0とのことで高麗川がいかに良い水質であるかを再確認しました。
 坂戸の宝「清流高麗川」を守っていく活動の大切さを痛感した研修でした。
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シリーズ植物   連載第34回

花より実頃が見頃? ❖クワ科の「実」のおいしい秘密❖ 


クワ科は全て小さな花が集団で咲く。甘くなるのは子房を包む「花被」が肥大成長液化した部分である。 また乳管を持ち、切ると乳液を出す性質を共通にもつ。

❖マグワ(カラグワ)❖・・・雌花の株・雄花の株・雌雄同居の株がある。

kuwa-1.jpg① 花の時
kuwa-2.jpg➁4枚の花被片が肥大し液状になる。中に種子を含む子房(果実)がある
kuwa-3.jpg③ 花の柱状集団
kuwa-4.jpg ④ジャムに餌にと、ヒト・サル・トリが狙う黒熟期

※高麗川河畔にはこの中国原産の養蚕用栽培種の子孫が多い様だが、ヤマグワも又 養蚕に利用され、このヤマグワ系統の子孫も野生化している。更に両種の交雑起源と 思われるタイプもいる。マグワとヤマグワは花柱の長短や葉先の形状が区別の目安とはなるが、厳密な線引は、本来極めて難しい事は知っておきたい。

❖ヒメコウゾ❖・・・雌花と雄花はボール状集団で、同じ株に同居する。

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➀新枝の基部には雄花の集団、先に雌花の集団が咲く。めしべの赤紫色が美しい


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➁花には実になる花と不稔の花が混在する。(不稔の花は緑色で燭台状)


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➂花被片は合着し袋状になる。→肥大し、液化、赤熟する。(食べられる)

※和紙の材料として使われる「コウゾ」は、このヒメコウゾとカジノキの交雑栽培種である。

❖イチジク❖・・・雌花と雄花は壺の中に隠れて咲く。同居・別居は種により多様。
 ※食卓にのぼる最も美味なクワ科がイチジクである。クワやヒメコウゾと同様、花の部分を食べているが、肉厚な皮部は花集団の着く茎の拡張部である。
 ※クワ科約1000種のうち800種はこのイチジクの仲間であるが、種子生産には花の咲く壺に潜れる「イチジクコバチ」による送粉が必要な「虫媒花」である。(上2属は風媒花)
 ※栽培種は、自然界で発見された「単為結果」種が改良されたものでタネは稔らない。


高麗川の野鳥たち ヒバリ(雲雀)  連載第39回

今回は、ウグイスと並び春告鳥の一種ヒバリを紹介します。
全長17cm、ホオジロと同大のヒバリ科の留鳥又は漂鳥です。
なお、世界的には、アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸、イギリス、日本などに生息しています。カシラダカと同様に頭頂の冠羽が立ちますが、メスとオスは同色でスズメなどと同様に地味な色模様をしています。
草原や河原、農耕地などに生息し、地面に降り、地表で採食することが多く、私は樹木の枝にとまっているのを見たことがありません。飛びながら美しい声でさえずり縄張り宣言しますが、1分以上も鳴き続けることもあります。
食べ物は植物食傾向の強い雑食で、主に種子を食べるが昆虫やクモなども食べます。
名前の由来ですが、日の晴れたときに空高くのぼって鳴くから「日晴(ひはる)」、それがヒバリに転じて、これに日の晴れたとき雲間で鳴く雀に似た鳥なので漢字で「雲雀」の字が当てられたという説がありますが、あくまでも一つの説と考えてください。
ヒバリをシンボルとする自治体は41、埼玉県に限っても、所沢市、熊谷市、入間市、川島町、吉見町、三芳町があり、それだけ人々に親しまれていることが分かると思います。
文 小島 實  絵 坂口 稔
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ヒバリ  スズメ目ヒバリ科   Ł 17cm
 

第15回通常総会開催のお知らせ

来る6月25日(日)坂戸市立大家公民館に於いて、「高麗川ふるさとの会」第15回通常総会を開催いたします。
会員の皆様にはご多用とは存じますがぜひご出席いただきますようお願い申し上げます。
なお、やむを得ず欠席される方は同封の委任状の提出をお願いいたします。

日時 2017年6月25日(日)
会場 大家公民館 多目的ホール
開会 午前10時  開場 午前9時30分
    当日、恒例のビデオ上映は坂戸ビデオクラブ住田さん制作による
「一葉の師 中島歌子誕生の地」の上映を予定しています

高麗川ふるさとの会 会報 通巻第43号
2017年6月1日発行
発行責任者 三浦 輝夫
編集責任者 芦田 みちよ
コマチャン
事務局
350-0292 坂戸市千代田1-1-1 
坂戸市役所 道路河川課内
電 話   049-283-1331 内線527
FAX   049-283-1685