水質浄化を促進させるため炭素繊維を入れましたが、
水量が少なくなって設置した炭素繊維のところが
干上がる寸前になってきているため、
水路のあちこちにある石を利用して水の流れを変える作業を行いました。

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炭素繊維が泥に埋まった状態になってしまっています。
湿った状態であれば浄化作用は行われるとのことですが、
より活発に作用するには水が流れているほうが良いのでは・・・と


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石を並べて水の道を変えます。

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全体に水が流れるようになりました。

少し上流の角落し部分も以前並べた礫を並べ直し、水流が速くなるように修正しました。
流れが速くなると水中に酸素が供給される量も多くなりますので
浄化作用も推進されることでしょう

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夏の間の草刈りも終了し、これからは泥んこ遊びの季節になります。

夏の間、水質浄化に活躍してくれた水生植物の除去作業の始まりです。
農閑期になると高麗川本流からの農業用水の取り込み量が激減するため
ビオトープに流入する水量が少なくなり水路を覆っている水生植物を
取り除くことで水鳥たちの遊泳場や小魚たちの水路を確保します。

2回(10/26・11/4)の作業で中央ワンド部分の水路の確保完了となりました。

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before 2014/10/26

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after 2014/10/26

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before 2014/11/4

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after 2014/11/4



毎月定期で行っている植生観察会。
今月のテーマは「野菊の仲間&赤い実の秘密」です。

ビオトープ(高麗川周辺)には野菊の仲間の
カントウヨメナ・ユウガギク・ノコンギクが見られますが、
10月頃同時期に咲いていると、ちょっと見には違いがわかりません。
この3種の見分け方のポイントを学びました。
又、11月にも目前で咲いているカントウヨメナを使って
キク科特有の花のしくみも復習しました。

次に,みんなで集めたいろいろな葉っぱや果実を使って、
紅葉と黄葉のしくみと色素の違いや果実の意味を勉強
マユミ・ニシキギ・ツルウメモドキの
「赤い実」を並べて今日のお勉強の仕上げです。

これらニシキギ科の赤い実は
カラスウリの様な果実(子房)でもなければ、種子でもありません。
種子のもと(胚珠)が付く基部に発達する「種衣」(仮種皮とも言う)という特別な器官で、
イチイの甘く食べられる肉質部と同じ成り立ちだそうです。
 
この観察会にはその回に勉強したことに関連したおやつタイムの特典つきですが、そこで、
今回は楊貴妃の大好物だったといわれるライチーが登場。

「舌の上のポニョ」を美味しく味わいながら,私たちが食べているのは、
ニシキギ科の赤い実の正体と同じ「種衣」の部分であるとのことを体験学習しました。

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