ブタクサ(キク科)
1870年ごろ渡来し各地の荒れ地に帰化している。大量の花粉を飛ばし花粉症の原因になるといわれ嫌われています。あまり美しくない草姿から名づけられたらしい。
長い穂になっているのが雄の頭花で総苞は電球の傘のような形をしている。雌の頭花は雄の花穂の茎部に2~3個あり、雌花が1個入っている。果実は5mm位で数個の突起があり20%の油脂を含んでいて食用になるという。
1年草、花期は7~10月高さは30~150cm位
ブタクサ


オオブタクサ(キク科)
北アメリカ原産。
1952年に侵入した帰化植物で、河川敷や荒地などに大群落をつくっている。
花の構造はブタクサと同じだが、葉身は掌状に3〜7裂、対生する。(ブタクサの葉は羽状に深裂し下部だけ対生する)  オオブタクサはサイズも大きく、高さは1〜3m、茎の太さは2〜4㎝にもなる花期は8月から9月高さは1~3m位
オオブタクサ


ブタクサは数年前迄は坂戸台地でも見かけましたが、最近ではほとんど確認できません。
ビオトープでみられるのはオオブタクサです。


セイタカアワダチソウ(キク科)
高度成長期に埋め立て地が作られ本種の生育に適した湿った荒地が多くなり、大繁殖した。
最近はそのような場所が比較的少なくなり一時のような勢いは見られない。
当初は観賞用に栽培されたものだけあって黄色の花は実にきれいである。枯れた茎は簾の材料に利用されている。
多年草 花期は10~11月 高さは100~250cm
セイタカアワダチソウ


文:山下 茂  写真:福島 倫子     
参考 野草大図鑑(北隆館)
暮れも押し迫った12月26日本年最後の環境整備の作業日です。

国土交通省荒川上流河川事務所に伐採を行っていただいた
ハリエンジュの片づけ作業を行いました。
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また、風で倒れた木の大きな株が草刈り時にハンマーモアーの
刃を痛めるため抜根作業も行いました。

ハリエンジュは地表浅く縦横に根を張り巡らせます。
脇に張っている根を引き抜きますが1本が約10m位の範囲に根を伸ばしています。
1本の木に10数本の脇根が出ています。まず、その根を掘り取って・・・
根にロープをかけて

みんなで力を合わせてヨッコラショ~
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ぬけた~
子供に帰って大喜び


 冬枯れの木立に、シメやカシラダカなど、北から渡って来た小鳥たちが飛び交う浅羽ビオトープ。あの夏の猛暑も遠い日となり、今は冷気に包まれ、その冷気を震わせて「ちょっとこい ちょっとこい」の大きな声。「コジュケイが鳴いている!」姿は見えない。

 本州(一部寒冷地を除く)、四国、九州、佐渡島、伊豆諸島、小笠原諸島、淡路島、隠岐、対馬、五島列島、大隈諸島などに通年生息する。 もともとは、中国南部に分布する鳥で、大正10年代移入された。1911年頃に、東京都と神奈川県で放鳥したものが、自然繁殖で増加した。

 雌雄同色で、成鳥は額から過眼線、頸の後方にのびる線と胸上部は青灰色。頬と喉、頸側から胸は赤褐色。上面は薄い褐色で、濃い褐色と白っぽい斑模様。腹は黄橙色で、脇腹に暗褐色の斑がある。尾は短く、雄には蹴爪がある。
 平地から山地の藪の多い林や林縁で、繁殖期はつがいで非繁殖期は群れをつくって生活する。ときどき開けた場所にも出てくる。地上で歩きながら採餌し、落ちている草や木の実をついばんだり、昆虫類、クモ類なども食べる。林縁や農耕地で餌をとることもあるが、驚くと藪の中へ逃げ込む。
 繁殖期には地面を浅く掘りくぼめて巣とし、枯れ草敷いた上に7~8卵を産む。産卵期は5~6月、抱卵日数は17~19日位。孵化した雛はまもなく巣を離れて、親鳥の後につづいて歩く。2回繁殖するので、大きな雛と小さな雛が混ざった家族群のこともある。亜種に台湾から移入、野生化したタイワンコジュケイが神戸市周辺に定着、生息する。



 浅羽ビオトープの野鳥観察会で、小鳥の声とは違った高い大きな鳴声がする。
『ケンケ~ン』、「あれは何?」とAさん。「あれはね、キジ!」、「あっ、今度は
『チョットコイ チョットコイ』と鳴いているよ、あれは?」とBさん。「あれはコジュケイです。私にはチョットコイよりも『ピポーピ ピポーピ』に聞こえるけど…!?」

 遊歩道を歩いていると、目の前を横切り藪の中へ、親鳥先頭に数羽の雛や幼鳥が入って行くのに出会うことがある。思わず「ラッキー かわい~」!!

コジュケイ
   コジュケイ キジ目キジ科
          L(全長) 27cm

参考資料:山と渓谷社・日本の野鳥 他   
     文 増尾 隆
     絵 坂口 稔