5月21日と6月25日に草刈作業を行いました。
梅雨の雨と暑い季節がやってきてビオトープの草も見る見るうちに伸びて来ています。
散策にいらっしゃる方々に気持ちよくすごしていただくため、この季節からは草刈の作業が主になります。

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河畔林 作業前

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ハンマーナイフモアーで約1,5時間で刈り終わります

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散策路の脇も刈ります

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作業前

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作業中。大勢で一気に刈り取っていきます

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作業終了
今回の作業はビオトープの中央部分の作業でした。
全体的に刈るのではなく毎月の作業で部分的に除草していきます。
このように除草作業を行っていくことで散策に訪れる方々、また、ここビオトープに生息している動植物昆虫たちの環境も維持していけると考えての作業です。
 昨日の作業に続いて河畔林の草刈り作業を行いました。
暑い中、連日の作業にもかかわらず参加者は13名。
 ハンマーナイフモアーで遊歩道わきの草を刈り、また水辺へ斜面は刈り払い機で、水際は手作業となります。参加者それぞれが阿吽の呼吸で黙々と作業を行います。
 作業を終え疲れよりも達成感、充実感に満足の一同です。
  
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天気予報では雨の予想に反して、集合時間には太陽が顔をのぞかせてくれました。
 しかし、梅雨の真っただ中で非常に蒸し暑い中、今日は空芯菜を筏に植え付ける作業日。
先日係留した筏に空芯菜を植え付けと、ゴミの流入防止柵を筏に取り付け作業も並行して行いました。

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今年も空芯菜が水中の窒素・燐等の汚濁物質を吸収して水質浄化に活躍してくれることと思います。
その後、ビオトープ内のせせらぎ部分の水草の除去も行いました。礫につく微生物が水質浄化に役立ってくれることでしょう。

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報告 Aさん
新緑が目にまぶしく久しぶりにすがすがしい晴天の観察会でした。参加者は18名で、この季節は木々の葉が茂り鳥の姿が見つけにくい時期で 参加者の数だけ鳥が現れてくれるかと心配しながらのスタートでした。
 しかし、スタートと同時にホトトギスの声が聞こえ、キビタキ、ヤマガラ、なども現れ、またサンコウチョウの姿を見ることはできなかったものの声を聞くこともできました。城山に自生しているノイチゴを楽しみながらの観察会で、観察種は22+外来種1でした。
news omote

通常総会にむけて   6月13日(日) 10:00~

第8回の通常総会を迎えました。かえりみますと会の発足当時、関係者のみなさんで植えた小さな苗木は今では大きく成長し、浅羽ビオトープ一帯をいきいきとした緑で包み、身近な河川空間として多くの人に利用されております。去る5月の連休には写生、散策する人、弁当を広げるグループなどたくさんの人達で賑わいました。これも高麗川の自然環境の再生と保全に係わるみなさんの常日頃の活動があったればこそと、感謝しております。
会員のみなさんには色々不便をかけておる事も多々あるでしょうが、少しずつでも改善してゆきたいと考えておりますので、意見、要望など、どしどし提案していただければと思います。
私たちは色々な分野で自然環境を守る活動をしています。苗木を植えてから、下草刈りや間伐の作業を通じて木を育て環境を守る役割を担っております。今地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を吸収し酸素に変える樹木や緑を増やす事は大事な仕事であり、その活動は私たちの誇りでもあります。
当面の課題としては浅羽ビオトープの水補給の問題があります。昨年の暮れには水が枯かつした状態があり、生きもの達の生存が危惧されました。本年はこの問題について三者協議会(国・市・会)の中で検討を進めたいと考えています。
本年度も地域の協力を得ながら高麗川の環境保全を進めたいと思いますので、会員のみなさん並びに国・市のご支援をお願いいたします。
記 会長 三浦 輝夫

「浅羽ビオトープ四季の移ろい」を上映します

総会開催時に「浅羽ビオトープ四季の移ろい」のビデオ上映を行ないます。(30分)
高麗川ふるさとの会の一年を通しての活動を千代田にお住まいで坂戸市ビデオクラブの会員、住田勝さんがまとめ仕上げていただいた素晴らしい作品です。
住田さんには会の活動をビデオを通してあちらこちらで広報していただいています。

「懇親会」を開催します

通常総会終了後、懇親会を行います。会場は大家公民館分館で、会費は\2000です。
日ごろの活動時にはなかなかゆっくり情報交換する時間が持てませんが、この機会にぜひ大勢の参加をいただきますようお願いいたします。
ニュースに同封の総会出欠予定ハガキにてお申し込みください。


環境まちづくりフォーラム・埼玉    (3/13)

「第9回環境まちづくりフォーラム・埼玉」が川越のやまぶき会館と市役所を会場に行なわれました。「高麗川ふるさとの会」からは8名が参加しました。
午前中は講師小瀬博之氏の(東洋大学准教授・川越環境ネット理事長)基調講演「環境を生かしたまちづくり」が行なわれ、午後、各分科会に分かれてセミナーが行なわれました。高麗川ふるさとの会は三浦会長が「里川づくり」の分科会で活動の発表を行いました。


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アユの調査放流に参加

特定非営利活動法人「荒川流域ネットワーク」の活動に参加しました。20年度は菅間堰(越辺川と入間川の合流部)での放流に参加しました。今年度は川島町の越辺川と都幾川の合流点での調査放流です。秋ケ瀬取水堰から運んだアユのあぶらびれを切って放流し遡上状況の確認を行なうものです。約5cmの小さなアユ、一匹一匹のあぶらびれを切り5.130尾を放流しました。 
現在、荒川水系には魚道が殆んど設置されていません。魚道らしきものはありますが、実際に魚が遡上できる状態ではありません。
秋ケ瀬取水堰まではアユがのぼってきていますが、それより上流部にはのぼれない状況です。
毎年放流実験を行い、50年前までは大量のアユが遡上した豊かな川を取り戻すための魚道整備が進むことを願っての活動です。


全面除草について

21年度はビオトープの散策路・水路の斜面・水路の水草・陸地化したワンド部分等の全面的な除草を行いました。
「これではまるで都市公園ではないか?」の意見も聞こえてきましたが、ビオトープが整備されてから年月もたち、あまりにも草で覆いつくされていたため思い切って全面的に除草を行いました。
一例をあげると、樋門下流のワンド部分には湧水がありコガモ、クイナ、バン等の棲息場所となっています。しかし、ヤナギ・クワ・ヨシ等が背丈以上に伸び湿地が乾燥状態となり陸地化してきており、タヌキ・キツネ等が容易に入り込むことが可能となり鳥たちの棲息もできにくい状態となってきていました。
少しでもビオトープ竣工当時の状態に戻したいと考えたうえでの作業です。
刈り取りを終えた後は湧水が流れやすいように水路も開きました。

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水辺の整備  (毎月第3土曜日)

ビオトープを訪れて、もうすでにお気づきの方が多いかと思いますが、21年度最後に坂戸市と関東建設弘済会の協力をいただき樋門のワンド部分、中央部のワンド部分、高麗川本流との合流部の3箇所の浚渫を行なっていただきました。

* 樋門のワンド部分には湧水がありますがヘドロの堆積で埋まってしまった状態でしたので水路を開きました。 

中央部分のワンドは2年前にも浚渫を行なっていただきましたがヘドロの堆積が多くガマ・ミクリ・フトイなどの水生植物が繁茂して水路がふさがった状態になっていました。

高麗川本流との合流部は大雨のたびに上流から流れてきた土砂で中州となり、その中州が草で覆いつくされた状態でしたので右岸側に水路を開けてビオトープからの水が流れやすくなるようにしました。
広くなった水路には早速カモたちが気持ちよさそうに泳いでいました。

* 4月の水辺の整備の活動日には浅羽の横田さんから竹をいただき筏を作りました。
中央部分のワンドの浚渫で広がった水面に1基浮かべました。また5月には樋門の部分に昨年度と同じように3基作り係留しました。
6月には空芯菜を植えつけて水質浄化に役立てる計画です。

* ビオトープに3箇所ある瀬の修復作業を行ないました。礫による水質浄化を行なうため3箇所の瀬を設けていますが、作ったままでは泥などが付着して浄化能力が下がってしまうため礫をきれいにし浄化能力を回復させるための作業を渇水期の1月に行ないました。

* 水生水質分科会では水路に流入するゴミに頭を悩ませていますが、浅羽野橋の下に流入するゴミをストップさせようとネットを張りました。ネットの目があまり細かいと水草などが絡んで水流を妨げてしまう可能性もあり10cm角の網を張ってみました。様子を見ながら改良を加えていきたいと思います。


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シリーズ 野 草     連載第13回

ウシハコベ(ナデシコ科

ハコベに似ているがより大型、和名は牛はこべで大型のはこべの意味がある。雌しべは5本あり、小花柄と、がくに線毛を密生することでハコベとの区別は簡単に見分けることが可能だ。
山野のやや湿ったところを好む。葉は卵形で長さ8cmくらい、花弁は5枚だが2深裂してV字形なので一見10枚に見える。多年草、花期は4~10月。高さは20~50cmになる。
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カラスビシャク(サトイモ科
仏炎包(ぶつえんほう)の形をひしゃくに見立て烏柄杓という。
本種の球茎を夏に堀り、皮を除いて乾燥させたのが、漢方の半夏(はんげ)である。
夏至から11日目にあたる7月2日頃、カラスビシャクが生じるのでこの時節を半夏生といった。
葉は1~2枚あり小葉に分裂する。人里近くの草地や畑に生える。
被子の他に地下の球茎につく小芋、葉につくむかごで増える。
花期は5~8月。高さは20cm~40cmになる
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     参考文献、野草大図鑑(北隆館)
       文・写真  山下  茂


葛西臨海公園観察会に参加して (5/12)

5月12日、葛西臨海公園探鳥会に参加しました。以前、他の探鳥会に参加したとき時間を気にしながら電車に飛び乗り、ほっとしたのもつかの間下車駅を通過してしまいあわてて戻った経験をしたことがあります。
今回はバスで現地へ。昼食も用意していただき、ゆったりとした気分で楽しめました。
葛西臨海公園の探鳥会は二度目なので内心「セイタカシギ」はわかると思っていたのですが、特徴的なスラリと長い足、しかし何か微妙に違う? 本を見てみるとオスは夏羽に・・・やれやれ(^_^;)
名前から強く印象に残ったキョウジョウシギ、本によると「華やかな夏羽を艶やかな京女にたとえた。あるいはギョギョギョとかキョキョキョと聞き取れる鳴き声を京女、京女と聴きなした名であろう」とありました。次回には美しい羽と泣き声を近くで観察できたらとおもっています。                              千代田 渡辺


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高麗川の野鳥たち キセキレイ(黄鶺鴒) 連載第18回

キセキレイ(黄鶺鴒)
 
キセキレイは、日本で繁殖するセキレイ類セキレイ科5種のうちの1種である。平地の水路や川岸、池、湖沼から山間の渓流まで広く生息し標高2000m以上の高地までいる。黄と黒のツートンカラーで、長い尾を上下に振りながら、水辺の石から石へと渡り歩く。 坂戸市内の高麗川流域では、セグロセキレイやハクセキレイより生息数が少なく、それだけに出会ったときにはその優美な姿に感動する。
 
 頭上、頬、背、肩羽は青灰色、眉斑と顎線は白い。翼は黒褐色で三列風切の外縁は白い。腰と胸からの体下面は黄色。外側尾羽は白い。成鳥夏羽雄は喉が黒く、雌は白っぽい。冬羽は雌雄共に喉が白く、脚は黄褐色。繁殖期以外は1羽で生活し、主に水辺を活発に歩き、水生昆虫類を採食する。ときどき空中に飛び上がって、飛んでいる昆虫類を捕食することも多い。
九州以北で繁殖し、石垣や崖の窪みに営巣するが、人家の屋根のすき間なども利用する。巣は枯れ草や松葉を使って、浅い椀形に作る。産卵期は4~8月、卵数は4~6個、抱卵日数は11~14日位、雛は11~14日で巣立ちする。繁殖期に雄は電線や屋根の上で「ツィツィツィ」「チョチョチョ」とさえずる。飛び立つときには「チチン、チチン」と鳴く。非繁殖期にはねぐらも木の茂みなどに単独でとるが、筆者はかって坂戸市千代田の若葉台団地内の木を、ねぐらにしているキセキレイ60羽ほどの群れを観察したことがある。
 浅羽ビオトープ周辺の高麗川では、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイの3種が同じような環境で、同じような生活行動をしています。おすすめの観察ポイントは中里堰です。
  
参考資料:山と渓谷社・日本の野鳥 他
  文 増尾 隆    絵 坂口 稔

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キセキレイ

 

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セグロセキレイ



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ハクセキレイ


新観察記録

2月10日会員の湯村英夫さんが合歓の木広場にて、高麗川の水辺にマガモ・コガモ等と一緒にいるトモエガモを確認したとの情報をいただきました。この日は定例の野鳥調査の日で参加者16名で周辺を探したところ、中里堰下流で観察できました。トモエガモはL=40cmの小型のカモで雄の顔の黄白色と緑黒色のともえ形の斑紋はとても鮮やかであたかも覆面をつけているかの様です。この地方ではまれにしか観察できず珍重されています。高麗川のこの周辺では初めての観察記録と思います。その後、天候に恵まれず数日後に出かけてみましたが観察できませんでした。あの日一日のみの顔見世(?)だった様です。      記 坂口



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HK BS1で紹介されました


NHKのBS1 綾小路きみまろ「ごきげん歌謡笑劇団」で坂戸市が紹介され「高麗川ふるさとの会」の活動拠点である「浅羽ビオトープ」に野鳥観察風景を「さかなくん」が取材に来てくれました。
取材当日は前日に降った雪で真っ白な状態でしたがノスリ・アオサギ・セキレイ・カイツブリ・コガモ等々観察でき、ビオトープの素晴らしい環境に「さかなくん」も感激した様子でした。
取材日のお昼のTBSラジオの番組でも「さかなくん」がビオトープの保護活動の話をしてアピールに一役かってくれました。感謝!感謝!



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高麗川ふるさとの会 会報 通巻第22号
2010年6月1日発行
発行責任者 三浦 輝夫
編集責任者 芦田 みちよ
事務局
350-0292 坂戸市千代田1-1-1 
坂戸市役所 河川公園課内
電 話   049-283-1331 内線523
FAX   049-283-1685


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この日の活動は、草刈り隊、ヘドロ浚渫(しゅんせつ)隊、ゴミ拾い隊にわかれ行いました。
暑いなかの草刈りは大変です。ハンマーナイフモアも出動しました。
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あまりきれいに刈りすぎるのは、ビオトープ機能を低下させてしまうので、動物の視点になって、いわゆる「雑草」を草地としてマネジメントする必要があるかなと思います。(個人的な見解 by 松本)

ヘドロがたまっています。会員の方に、ヘドロの浚渫するための道具を作っていただきました。
水を含んでいるので、とにかく重い。
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 鶴舞川流域の生活排水等で汚れた水など、浅羽ビオトープがヘドロを引き受け、ある程度、水を浄化し、高麗川へ流れているものと考えられます。より多様な生物をビオトープで保全していくためには、それ以前の鶴舞川流域での水質浄化を行っていく必要がありそうです。
そんなことも考えながら、作業しました。
報告 松本