ビオトープ内では毎年エナガが営巣します。
昨年、一昨年はカラスに巣が襲われてしまいました。
これは自然の摂理で仕方がないことと考えていました。

しかし今年は人の手によって巣が壊されるという事態が発生しました。
エナガは何時もは比較的高いところに巣をかけますが
今回は地上1mくらいのところで巣作りをしていました。

低木で細かい枝が多くある場所を選んでの巣作りだったので
「今年はカラスに襲われることもないでしょう」と安心していましたが
人間によって巣が壊されるという事態になってしまいました。

ビオトープにはカメラを持った写真愛好家が多くいらっしゃいますが、
その中のどなたかが枝が邪魔になると枝を取り除き
巣の向きを写真にうまく入るように変えてしまいました。
人の手によってこのようなことが行われたことの証拠に
アケビの蔓で巣が落ちないように細工してありました。

約半月前からエナガのペアーが一生懸命巣を作って、
やっと巣が完成し、そろそろ抱卵という時期に
このような心無い人間によって巣が壊されるということになってしまい
とても残念なことです。

えなが226-2
巣作り中
(巣材のコケを蜘蛛の糸などで上手に絡めて巣を作ります)

えなが226
巣が完成
(雨や風が巣の中に入らないように向き、角度を考慮して作り上げられています)

えなが33
出入りするところにあった枝が取り除かれ
巣の入り口がよく写真に写るように巣の入り口の向きが変えられてしまいました

えなが33-2
すっかり壊れてしまいました
(アケビの蔓で細工されているのでかろうじてぶら下がっています)
毎年恒例の白鳥をみに・・・

この冬は暖かくて

飛来する白鳥の数も少なかったのですが

先日来の寒波で一気に数が増えました。

見物客が多く、警戒して昨年までいた場所より

ず~と下流のワンドになっているところに30数羽が・・・

そして川のすぐ近くの田んぼには70数羽がエサを啄んでいました。

今回の探鳥会は参加者が21名

観察種数が参加者の数だけ出るかと心配していましたが

好天に恵まれ暖かい日差しの元

観察種数は40種参加者の2倍

たっぷりと楽しみました。

あまりであえないミサゴも姿を見せてくれ

充実した探鳥会でした

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野鳥定期調査が150回達成

第1回野鳥定期調査を平成15年7月にスタートし、1回も欠けることなく毎月1回実施してきましたが2015年12月9日の開催で150回を迎えました。
参加者は毎回20数名、また調査時の累計観察種数も101種となっています。
埼玉県内全域で30年間に観察された種数は333種ですので、高麗川ふるさとの会のベースのビオトープ内での観察種数は野鳥が生息するための環境が保護されている賜物なのではないでしょうか?
前週まではまだ残雪があったとの情報もあり、到着地の気温を気にしながら、38名で坂戸を出発。
富士スバルラインを一路奥庭Pへ。
そこからシラビソやコメツガの自然林のあいだの急な石畳を下っていくと目の前に茶屋が。
軒先で大きなレンズを構える人の先に目をやると5m程先に小さな水場。
ここでは鳥のさえずりや飛影を気にしながら、水場付近に鳥が姿を現すのを「待つ」
4時間ほどの間に12種の鳥が、姿を見せては去っていった。
フィ、フィ、フィ、・・・
待っていると木の上にウソがひょいと止まったり、岩の上で首を傾けていたり・・・
ガァー ガァー という声がきこえたと思ったらいつの間にかホシガラスがやってきて
キョロキョロとあちこちを見て偵察。黒に白い星がきれい。
脇のオレンジ色が引き立つ瑠璃色が美しいルリビタキ
色鮮やかなオスと茶色の渋いメスが一緒に水しぶきを上げたり・・・
初めて出会ったキクイタダキ。日本で一番小さい鳥らしいが、
頭の黄色が目立ち、目がクリッとしてかわいらしい。
奥庭荘周りには遊歩道もあり、鳥の声を聴きながら木々の間を進んでいくと
雪をかぶった山々や富士の雄姿がダイナミックに視界に入ってくる。
本当に美しい新緑の時期、天候にも恵まれ標高2400mの自然を満喫しつつ
奥庭荘の水場管理や計らいでかわいい鳥たちと出会うことができ、
参加できたことに喜びを感じたバスハイクでした。