2037.01.01 分科会
高麗川ふるさとの会は、7つの分科会にわかれて活動しています。

 ・環境分科会

 ・植生分科会

 ・水生水質分科会

 ・野鳥分科会

 ・高麗川塾分科会

 ・学童支援分科会 

 ・広報分科会

news omote

あけましておめでとうございます

水路整備作業 (11/26)

昨年秋の台風の増水で高麗川本流からの流入物が五号堰の水門を超え水路に流入し、水路全面を覆ってしまい水量が激減してしまっていました。

ビオトープに流れ込む水の大元である堰が被害を受けては水の確保が難しくなってしまいます。

11月16日に水利組合の方々のお力で流入物の撤去を行っていただき、冬季のビオトープへの水量の確保ができました。
高麗川ふるさとの会では吉根樋管より児童館まで、埼玉県・坂戸市の助成で整備された水路の掃除を11月26日に行いました。
五号堰からの通年通水が確保されることで水路にはカワニナ・シジミ・川エビなどの生き物が多くみられるようになってきています。

IMG_0919-2.jpg
水路清掃-2
水路清掃-3



三者協議会 (10/13)

毎年一回、国土交通省・荒川上流河川事務所、坂戸市、高麗川ふるさとの会の三者で行われる協議会が10月13日坂戸市役所に於いて開かれました。
荒上から6名、坂戸市より4名、高麗川ふるさとの会から12名の理事が出席しました。
当日は事前に提出していた要望に対し回答をいただき、ビオトープ整備時に植樹を行った河畔林の間伐を坂戸市の事業として行っていただくことが決まりました。
環境保護団体が活動を継続していく為にはこのような協議の機会があることはとても大切と考えます。

2回目の炭素繊維設置  (9/28)

平成26年度に坂戸市の事業としてビオトープの水質浄化を目指し2回目の炭素繊維の設置を行っていただきました。
第1回目の炭素繊維設置はビオトープの中央部に行い、今回の第2回目は前回の設置個所の上流部とビオトープの先端樋門下流部の2か所に設置していただきました。
坂戸市では定期的に(年4回)ビオトープの水質検査を行っており、前回設置前の水質検査の値から今回の設置までの検査結果からみると徐々にですが効果が表れてきています。

第1回目の炭素繊維設置前の水質検査ではCOD(化学的酸素要求量)の値が5.5(*-2)でしたが、平成28年10月の値では3.3(*-1)
まで改善されてきています。
 
ビオトープに入ってくる水は上流に下水道の未整備地区があるため家庭雑排水が流入し、また農繁期には農業用水も大量に流れ込みます。
このような環境から、炭素繊維設置によって水環境が急激に改善されることは難しいですが、ビオトープから「清流高麗川」に流入する水環境改善に効果は見られると考えます。

*-1 3mg/ 以下 サケ、アユがすめる
*-2 5mg/ 以下 よごれに強いコイやフナがすめる

炭素繊維


シリーズ植物     連載第33回

〜ビオトープの「春一番」〜❖ハンノキ❖

*2月中旬、青空を紅く染め河畔の春一番が咲く。
  枝先のしっぽ状の穂(石井運動公園の大木)は雄花の集まり。その下方の枝に、雌花が団子状に密集して咲く。
*風媒花で萼も花びらもなく、地味ではあるが苞葉の間から突き出る角状のめしべの先は 紅紫色で、大変美しい。
*12月には、小型松かさ状に成長した果穂から翼のある果実が風に乗って旅立っていく。
🔵 実を散布した果鱗は枝に残り、2月の花の果に加えて、7月には翌年の花芽が枝先に姿を現す。
 子々孫々―3代同居の“めでたい木”である。
ハンノキハンノキ-2ハンノキ-3
ハンノキ


《ハンノキの仲間・・・カバノキ科の果実いろいろ》

シラカバシラカバ
イヌシデイヌシデ
クマシデクマシデ
ツノハシバミツノハシバミ

形は変わっているが、みんな花の枝の複数の葉(苞葉)が一体化して果実を包むしくみは同じである。 ハンノキは3種の葉が重なり、最も木質化する。


石井公園の大木
石井公園の大木

♦開墾の木・・・「墾(はり)の木」
*河畔植生を一掃する規模の大洪水の後、最初に成立するのがハンノキ林だと言われる。
*しかし、現存の種は、その原始林の子孫ではない。
ハンノキは根が根粒菌の一種と共生し、水湿に強い為、水田耕作の「肥料木」として推奨されて来た歴史をもつ。 秋には天日干しの「稲架木」としても役立った。
*水田帯を後背にもつ、越辺川より下流部に残るのは その歴史的利用の子孫樹だと言われている。
♦県の蝶「ミドリシジミ」の食草でもある。


高麗川の野鳥たち  ミヤマホオジロ(深山頬白)  連載第38回 


今回は、鮮やかな黄色が特徴のミヤマホオジロを紹介します。
全長16cm、ホオジロより少し小さいホオジロ科の冬鳥です。
シベリア南東部、中国東北部、朝鮮半島などで繁殖し、冬鳥として西日本に多く渡来するといわれています。
カシラダカと同様に頭頂の冠羽が立ち、眉班と喉が鮮やかな黄色で一度目にしたら忘れられないと思います。
しかし、メスは、黄色味が少なく、他の小鳥のメスと同様に地味で、カシラダカと間違えてしまいそうです。
地面に降り、地表で採食することが多く、植物の種子などの植物食を主とする雑食性です。「深山」という名前から、山奥に住む野鳥という感じを受けますが、実は、平地や、丘陵にかけての森林や林縁に生息します。

ミヤマホオジロは、関東には飛来数が少ないですが、私は、埼玉県内では武蔵森林公園、北本自然観察公園で出会ったことがあります。
警戒心が強く近くで見るのが難しいという印象です。 
  
文 小島 實    絵 坂口 稔

ミヤマホオジロ (2)


初観察記録 コサメビタキで102種に

第160回野鳥定期調査(10月12日)で万葉橋を渡ってすぐの高木の梢に留まっているコサメビタキを観察しました。
浅羽ビオトープでの定期調査の累計観察種数は102種となりました。
日本では夏鳥として、平地から山地までの落葉広葉樹林に渡来し、繁殖するようです。
秋の渡りの途中に浅羽ビオトープで小休止していたものと思われます。
大きくてクリッとした目がなんともかわいいですね。
         M・S  記
コサメビタキ



新年懇親会のご案内  (2017/1/20)

会員の皆様には会の活動にご協力いただき感謝申し上げます。
新しい年をむかえ気持ちも新たにますます「高麗川ふるさとの会」の発展を願う新年懇親会を2017年1月20日(金)に「そうま」で開催します。
会員の交流を深める良い機会ですので多くの皆様の参加をお待ちしています。参加いただける方は1月16日までにお申し込みください。
当日は鶴舞団地からの送迎もあります

   会  場・・・「そうま」
   開催日時・・ 2017年1月20日(金)
   午後6時より
   会 費・・ ¥5000
   申込〆切・・・1月13日(金)
   申し込み先
   三浦会長・・・*************
   芦 田・・・・***************
   バス迎え 鶴舞団地松とし前午後5時30分
   送り 坂戸駅・鶴舞団地松とし前まで

高麗川ふるさとの会 会報 通巻第42号
2017年1月1日発行
発行責任者 三浦 輝夫
編集責任者 芦田 みちよ
コマチャン
事務局
350-0292 坂戸市千代田1-1-1 
坂戸市役所 道路河川課内
電 話   049-283-1331 内線523
FAX   049-283-1685

環境保護の活動は毎年同じことの繰り返しですが、ビオトープの管理も年を重ねるにつれて、草刈り作業一つとってみても「今年はこんな風にやってみては?」「今年は雨が少ないから例年なら冬の間に行う水路の手入れを先にやってしまおうか?」などと話し合いながら活動しています。

8月22日に何年振りかで関東を直撃した台風でビオトープに置き土産が・・・

高麗川本流の水位が上がりビオトープへ逆流して水路が多くの流木や枯れ草(写真①)で埋め尽くされてしまいました。
写真①  (2)

環境整備の活動日にごみで埋まった水路の復旧作業を行い、水路を確保し流れ(写真②)を取り戻しました。
写真②  (2)

拾い上げた流木(写真③)は再度大雨が降った時に水路に流れ込まないように散策路の奥まで運び上げて処理しました。
写真③  (2)

news omote


14回通常総会開催

612日坂戸市立大家公民館多目的ホールに於いて「第14回高麗川ふるさとの会」通常総会を開催しました。当日参加者35名委任状提出者45名当日会員数114名で総会成立が司会者より宣言され,議長に吉田進さん、書記に川村久子さんが選出され、議案審議に移り、全議案承認され新年度の事業開始となりました。

当日は国土交通省荒川上流河川事務所・越辺川出張所・埼玉県議会議員・坂戸市環境部からのご臨席を賜りご祝辞をいただきました。 総会終了後、恒例のビデオ上映で坂戸ビデオクラブによる「ぢいさんぽ」を上映いただきました。

総会 (2)


平成28年度助成決定

平成28年度助成決定

高麗川ふるさとの会のスタートから14年を経過し、坂戸市はじめ国土交通省荒川上流河川事務所の多大なるご支援をいただいて順調に活動を継続することができています。

 また、行政との協働・支援だけでなく、いろいろな団体からの助成をいただいてきたことも大きな力となっています。

今年度は「武州入間川プロジェクト」及び「武蔵野銀行 緑の基金」からの助成が決定しております。

 活動を継続していくことは会員の事業への参加協力も必要不可欠ですが、活動を継続するには関係各団体からの助成協力をいただけることで成り立っていくといっても過言ではないでしょう。

今年度決定の助成は活動資材購入(刈り払い機購入・胴長靴購入)機械メンテナンス代・作業時の傷害保険加入・広報費・郵送費 等に活用させていただきます

胴長 (2)

刈り払い機 (2)


台風の置き土産&作業風景

環境保護の活動は毎年同じことの繰り返しですが、ビオトープの管理も年を重ねるにつれて、草刈り作業一つとってみても「今年はこんな風にやってみては?」「今年は雨が少ないから例年なら冬の間に行う水路の手入れを先にやってしまおうか?」などと話し合いながら活動しています。

 

822日に何年振りかで関東を直撃した台風でビオトープに置き土産が・・・

高麗川本流の水位が上がりビオトープへ逆流して水路が多くの流木や枯れ草(写真①)で埋め尽くされてしまいました。

写真①  (2)

環境整備の活動日にごみで埋まった水路の復旧作業を行い、水路を確保し流れ写真②)を取り戻しました。

写真②  (2)

 拾い上げた流木(写真③)は再度大雨が降った時に水路に流れ込まないように散策路の奥まで運び上げて処理しました。

写真③  (2)

写真④

 坂戸市によって設置された水質浄化の炭素繊維の維持管理と水路に繁茂した水生植物の除去作業

写真④  (2)

写真⑤

 新しく入会して作業に参加の新人に刈り払い機の使用方法・安全管理を先輩がレクチャー

 毎年会員の年齢は確実に高齢化してきていますがこのように新しく加入し参加いただく会員が活動継続の力となります

写真⑤  (2)


シリーズ植物     連載第32


水辺のサービス業ナンバーワン・・・「サイカチ」

*本州以南の原野の水辺や川岸に自生し

日本固有種で「カワラフジ」とも呼ばれる。

*5月下旬に咲く穂状の淡黄色の花には雄花・雌花・両性花の3タイプがあるが、雄花しかつけない株もある。

*原始的なマメ科で、花は蝶の形ではない

*幹の有刺鉄線―鋭いトゲは枝の変態。何から身を護っていたのだろうか?

サイカチ (2) サイカチ 鞘 (2)

カブトムシは別称「サイカチムシ」

クヌギと並び、森の老舗レストラン!

サヤは天然のエコ石鹸。サポニン含有率20%、

アルカリ性でないので、絹製品の洗剤に最適だったとか。

豆果もトゲも漢方薬の材料となる。若芽や葉はゆでればおひたしに。古来、全身役立つ「生活の木」であった。

情けはムシの為ならず・・・サイカチマメゾウムシとの共生

ねじれた“ブーメラン”で種子を風散布・・・されど、

🔵 硬い種皮で吸水ができず、発芽できない。

🔵 サイカチマメゾウムシがサヤの中に産卵すると孵化した幼虫は、種皮に穴をあけ潜り込み、豆の栄養で成長する。乾季には豆は食われっぱなしだが、降雨後の水たまりで幼虫は水死。

  穴から吸水のサイカチは発芽の運びとなる。

🔵 互いに命がけのかけがえのないパートナーだ。

写真は幼虫が豆に開けたと食事中の幼虫

まめぞうむしサイカチ  (2) まめぞうむし  (2)



♡ カチは「勝」に通じ、「歳勝」「再勝」「災勝」・・・伐採を免れた天然記念物も多い。

  館山では元禄の大津波の「災勝」古木が、防災シンボルツリーになっているとか。

♥ ビオトープには実生の幼樹が育っている(マメゾウムシがいる?)が・・・当地は

  「人災」に「災勝」! たくましいシンボルツリーに育って欲しいものである。


高麗川の野鳥たち オナガ(尾長) 連載第37

今回は比較的身近な鳥、オナガを取り上げます。

14回通常総会開催   6/12(日)

全長37cm、キジバトより大きいカラスの仲間で、関東では平地から山林にかけて一年中見られる留鳥です。

漢字で「尾長」と書くように尾が身体以上に長く流麗な印象を受けます。

 

淡いブルーの羽に黒いベレー帽を被ったスマートな鳥です。         

しかし、鳴き声はカラスの仲間であることがすぐに分かる「ギィーイ」「ゲー」「ゲッ」というようなだみ声です。食べるものは、カラスと同様雑食性で、動植物のいろいろなものを食べる。

なお、身近な鳥だけに日本中にいると思うかもしれませんが、関東を中心にした東日本に生息し、関西以西と北海道には生息しません。理由は分かりません。

   文 小島 實

   絵 坂口 稔

オナガ  (2)



オナガ スズメ目カラス科

L(全長)37cm 



写真展開催  (坂戸市役所8/208/27

写真展開催  (坂戸市役所8/208/27

 

 

 

 

 

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                1/23()2/20()3/30()5/21()

 

 

 

 

坂戸市役所ロビーにて高麗川ふるさとの会写真展を開催しました。

写真展も第11回を数え大勢の方から作品を提供いただきました。

今回は展示場に野鳥コーナーを設けることもしてみました。

また高麗川ふるさとの会の活動風景(住田勝さん作品)や坂戸の野鳥(増尾隆さん作品)そして会員が撮りためた動画を編集して開催期間中ロビーのTVをお借りしてご覧いただきました。

写真展 (2)



高麗川ふるさとの会 会報 通巻第41

201691日発行

発行責任者 三浦 輝夫

編集責任者 芦田 みちよ

 コマちゃん・感心

 

高麗(こま)(がわ)ふるさとの会

http://komagawakanri.blog.fc2.com/

事務局

3500292  坂戸市千代田1-1-1 

坂戸市役所 道路河川課内

電 話   049-283-1331 内線523

FAX   049-283-1685



水辺のサービス業ナンバーワン・・・「サイカチ」

*本州以南の原野の水辺や川岸に自生し

日本固有種で「カワラフジ」とも呼ばれる。

*5月下旬に咲く穂状の淡黄色の花には雄花・雌花・両性花の3タイプがあるが、雄花しかつけない株もある。

*原始的なマメ科で、花は蝶の形ではない

*幹の有刺鉄線―鋭いトゲは枝の変態。何から身を護っていたのだろうか?

サイカチ (2) サイカチ 鞘 (2)

カブトムシは別称「サイカチムシ」

クヌギと並び、森の老舗レストラン!

サヤは天然のエコ石鹸。サポニン含有率20%、

アルカリ性でないので、絹製品の洗剤に最適だったとか。

豆果もトゲも漢方薬の材料となる。若芽や葉はゆでればおひたしに。古来、全身役立つ「生活の木」であった。

情けはムシの為ならず・・・サイカチマメゾウムシとの共生

ねじれた“ブーメラン”で種子を風散布・・・されど、

🔵 硬い種皮で吸水ができず、発芽できない。

🔵 サイカチマメゾウムシがサヤの中に産卵すると孵化した幼虫は、種皮に穴をあけ潜り込み、豆の栄養で成長する。乾季には豆は食われっぱなしだが、降雨後の水たまりで幼虫は水死。

  穴から吸水のサイカチは発芽の運びとなる。

🔵 互いに命がけのかけがえのないパートナーだ。

写真は幼虫が豆に開けたと食事中の幼虫

まめぞうむしサイカチ  (2) まめぞうむし  (2)



♡ カチは「勝」に通じ、「歳勝」「再勝」「災勝」・・・伐採を免れた天然記念物も多い。

  館山では元禄の大津波の「災勝」古木が、防災シンボルツリーになっているとか。

♥ ビオトープには実生の幼樹が育っている(マメゾウムシがいる?)が・・・当地は

  「人災」に「災勝」! たくましいシンボルツリーに育って欲しいものである。